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日本工業経済新聞社(茨城)
2017/06/15

【茨城】民間業者が鹿嶋市に宿泊施設計画

 鹿嶋市豊郷地内に宿泊施設の建設計画があることが分かった。事業者などは明らかにされていないが、宿泊規模は100人を見込み、2020年度の東京オリンピック・パラリンピック開催までにオープンする予定で準備を進めているもようだ。13日に開かれた市定例議会一般質問で、小池みよこ議員が東京五輪でカシマスタジアムが開催会場になった場合の宿泊施設の対応について、問われた。
 市が現状で把握している宿泊施設数は民宿・旅館・ホテルを合わせ161施設で宿泊人数1138人。宿泊施設の不足が大きな課題の一つとした上で、「正式に会場として決定されれば、FIFAワールドカップの時よりも来場者が多くなることが予想される。鹿嶋市だけでなく鹿行地域や水戸市、成田市などと広域的な連携で対応していきたい」と答え、さらに民間事業者の宿泊施設の建設計画があることを示した。