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北陸工業新聞社
2017/06/28

【新潟】来年度から10数億を投入/県央基幹病院見据え市道延伸/三条市

 三条市は、県央基幹病院建設地に隣接する市道大島164号線(都市計画道路3・3・5下須頃上須頃線)の拡幅と新規整備(延伸)に、18年度から5カ年で10数億円を投入していく考えだ。
 大島164号線は、国道8号線から直接、県央基幹病院側に入る唯一の道路であるものの、車道が幅員8メートルであるため、迅速な救急搬送に支障をきたす可能性があり、さらには、燕市側からの進入が不便であることなどから、当初、県道へ格上げと県主導による道路整備を求めていたが、県との協議の結果、道路整備に当たり、国の交付金55%の残り、45%を県から財政支援してもらい、市が主体となって事業を行うことが決まった。
 計画によると、現道は国道8号須頃2交差点から燕三条地場産業センターまでの延長1100メートル(車道8メートル、歩道3メートル)を拡幅し、側道2メートルを設ける。また、新規整備として、燕市側に650メートル延伸する。総事業費は用地費も含め10数億円を見込んでいる。
 18年度に延伸部分と拡幅部分の測量設計と用地買収、19−22年度で工事を行い。23年度の県央基幹病院の開院に間に合わせたい考えだ。

hokuriku