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建通新聞社
2017/06/28

【大阪】大阪府の平均落札率 建設工事で上昇傾向

大阪府の2016年度の建設工事と測量・建設コンサルタントの入札で、主要5部局別の平均落札率が本紙調査でまとまった。工事の落札率は最低84・7%(府警本部)から最高89・3%(農林水産部)、測量・建設コンサルタントは最低77・9%(農林水産部)から最高80・3%(教育委員会)となった。過去5年間では、建設工事で上昇傾向にあるものの、測量・建設コンサルタントでは、緩やかに下降していることが分かった。
 主要5局における建設工事の対前年度比では、教育委員会で1・4ポイント下降したが、他4局では0・4〜1・4ポイント上昇した。また、測量・建設コンサルタントでは、都市整備部で1・8ポイント上昇したが、住宅まちづくり部で1・7ポイント下降した。
 5年前(12年度)との比較では、建設工事で、都市整備部の3ポイント上昇を筆頭に、住宅まちづくり部で2・9ポイント、農林水産部で2・2ポイント、教育委員会で2ポイント、府警本部で0・2ポイントと、全部局で上昇した。
 一方、測量・建設コンサルタントでは、都市整備部で1・2ポイント上昇したものの、他4部局では0・5〜2・2ポイントの下降となった。