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建通新聞社(中部)
2017/06/29

【愛知】岡崎市 朝日町など下水道管渠改築設計開始 

 岡崎市は、朝日町などの下水道管渠改築を計画しており、実施設計を開始した。オリジナル設計愛知事務所(名古屋市中区)に業務を委託、委託期間は2018年1月31日まで。現在の状態を考慮しながら、工法検討などとともに詳細を詰める。
 改築の対象になっているのは、朝日町をはじめ両町、蓬莱町、伝馬通、中町、若宮町の埋設管、総延長2128b。いずれも、口径230〜380_の陶管で、敷設から60年以上が経過している老朽管。過年度の点検調査から管渠の改築を判断した。
 各管渠の調査結果を踏まえ、管更生工法や敷設替えなどについて、最適工法を検討、設計に盛り込む考え。管更生工法では、既設管の劣化状況に応じて自立管工法や製管工法などの対策工法を含めて判断する。また、敷設替えでは硬質塩化ビニール管やヒューム管などへの更新を想定して検討する。
 同市では今後、電気やガスなど他の埋設管の現況を考慮するとともに、各管渠の活荷重や流量を加味しながら適切な対応を判断する。他地区の老朽管を含め、優先順や緊急度に応じて18年度以降、順次対策工事を進める方針だ。

提供:建通新聞社