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北陸工業新聞社
2017/07/04

【富山】16年度総計は4%増、949億円/県建設業協会の会員受注動向/第4四半期で311億円(43%増)

 富山県建設業協会がまとめた、16年度(平成28年4月〜平成29年3月)における土木・建築の元請受注高累計(総計)は、949億円となった。前年同期と比べて39億円(4%)の増加。
 同協会の会員100社の受注調査を基に取りまとめたもの。それによると、公共・民間別では公共が575億円で、64億円(13%)の増加、民間は374億円で、25億円(6%)の減少となっている。
 地区別では、東部が521億円(11%増)、西部が387億円(1%減)で、県外は41億円(22%減)。
 一方、第4四半期(平成29年1〜3月)の受注動向によると、土木・建築の元請受注高総計は311億円で、前年同期と比べて94億円(43%)増加した。
 公共・民間別で見ると、公共が213億円で85億円(66%)の増、民間が98億円で9億円(10%)の増と、公共・民間ともに増加した。県外受注高は公共6億円(70%増)、民間4億円(微減)となった。
 地区別受注状況は、東部地区が公共41%増・民間15%減となり、地区合計で18%の増加。西部地区は、公共115%増・民間68%増となり、地区合計で97%の増。
 県内の合計額は、公共85億円(66%)増、民間9億円(10%)増の300億円と、東部地区の民間を除き、いずれも前年を上回った。西部地区は、公共・民間ともに好調に推移している。
 土木・建築別の受注状況は、土木が186億円で、前年同期比61億円(49%)の増。このうち、公共は165億円で53億円(47%)の増となり、民間は21億円で8億円(66%)の増。
 建築は124億円で、昨年同期比33億円(36%)の増。このうち、公共は48億円で33億円(220%)の大幅増、民間が76億円(微増)で推移している。

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