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建設新聞社
2017/07/05

【東北・宮城】20年春オープンへ 松島水族館跡地利用の事業者を丸山に決定

 宮城県は、松島町の松島水族館跡地を活用した松島観光振興プロジェクトの事業実施者に丸山(宮城県蔵王町)を決定した。
 同社の企画提案名は、「(仮称)松島湾ダーランドミュージアム〜出会う・集う・学ぶ・楽しむをコンセプトに、そこでしかできない体験を提供する施設」。具体的には、松島水族館跡地の敷地面積6500平方bに飲食店や物販店舗、観光案内コーナー、レンタサイクル、資料展示ギャラリーなどを備えたRC一部W造2階建て、延べ約1600平方bの施設を建設する。また、敷地内には松島湾をイメージした庭園のほか、円形の祭り広場や潮干狩りが体験できる海遊び広場を整備。さらに、かつてあった松島パークホテルの塔部をシンボルとして再現する。
 総事業費は約6億円となる見込みで、このうち県は2億円を上限に補助する。
 今後、関係法令等の手続きなどを進めながら、2019年春にも着工し、20年春のオープンを目指す。
 県は、松島湾エリアへの観光客誘致や交流人口の拡大を図るため、15年5月に閉館した松島水族館跡地(松島町松島浪打浜18および22の1地内)を活用した松島観光振興プロジェクトの事業者を全国から公募。本年3月29日に企画募集を開始し、6月5日の締め切りまでに4社が応募していた。

 提供:建設新聞社