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建通新聞社(神奈川)
2017/07/12

【神奈川】横浜市 新市庁舎移転新築で起工式

 横浜市の新市庁舎移転新築工事の起工式が7月12日に中区本町6丁目の建設予定地で開かれ、林文子市長ら関係者がくわ入れを行った。林市長は行政サービスの向上をはじめとする新市庁舎の整備理由などを唱えながら「2020年6月末のオープンを予定している。市民の皆さんに大いに活用し、親しんでいただけるよう取り組む」と強調。併せて「(現市庁舎のある)関内・関外地区の活性化も確実に進める」と語った。
 また、設計・施工者を代表して竹中工務店の宮下正裕取締役社長は「20年1月31日の仮使用認定、5月29日の建物引き渡しに向けて安全第一、品質第一に工期厳守で工事を進めていく」と決意表明した。 
 新市庁舎は地下2階地上32階塔屋2階建て延べ床面積約14万3450平方bで、低層部に市民利用・商業施設、中層部に議会機能、高層部に行政機能を配置する。中間層免震構造と制振構造の併用で耐震性を高めるとともに、屋上には大型ヘリコプターの緊急離着陸場も設ける。本体工事費約679億円。8月に着工する。
 新市庁舎の整備を手掛ける企業は次の通り。
 【コンストラクションマネジメント】山下ピー・エム・コンサルタンツ・山下設計JV
 【設計・監理】竹中工務店、槇総合計画事務所
 【監理】NTTファシリティーズ
 【設計・施工】竹中工務店・西松建設JV
 【施工コンソーシアム】小俣組▽黒崎工務店▽サカクラ▽生駒植木▽アルテック▽きんでん▽共栄社▽浅海電気▽斎久工業▽エルゴテック▽新菱冷熱工業▽川本工業
 提供:建通新聞社