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　12日、国道１７８号（岩美道路）トンネル工事（（仮称）岩美１号トンネル）（補助）＝岩美町陸上〜牧谷＝の入札が行われ、参加した全８ＪＶが32億４６００万円（消費税抜き、以下金額同）（82・５５１％）の同額で応札。低入基準価格を下回った。
　事後公表された予定価格は39億３２１１万２０００円。低入基準価格は36億４７１０万円（92・７５１％）だった。
　県土整備部が２０１７年度に発注する土工工事で最大の案件には、県外企業を代表者に３社を１組とする８ＪＶが入札参加。うち７ＪＶの構成員には県内企業７社が含まれていた。
　同部は開札直後から、費目ごとに一定の算定式で算出した失格基準を下回っていないか、各者が提示した工事内訳書をもとに確認作業に入った。
　各者の応札額は失格基準上にすべて並んだものとみられる。
　13日までにチェックを終えることにしており、失格基準に該当がなければ低入札価格調査に移行する。抽選は低入調査を終えた段階となりそう。
　工事内容はトンネル工（ＮＡＴＭ）１１３３�b、幅員７・０（12・０）�b。工期は９月県議会で工事請負承認後、20年５月29日まで。