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建通新聞社(東京)
2017/07/18

【東京】本の森ちゅうおうの基本・実施は類 中央区

 中央区は7日、本の森ちゅうおう基本・実施設計の委託先を選ぶ公募型プロポーザルで、類設計室(大田区)の提案を最優秀とし、契約した。契約金額は1億9542万6000円(税込み)。履行期間は2018年12月15日。
 本の森ちゅうおうは@図書館機能A郷土資料館機能B生涯学習機能―を有する複合施設として計画。労働スクエア東京の跡地約4000平方bに建設する。計画規模は耐火構造地下2階地上6階建て延べ8400平方b程度。各種機能の他にカフェなどを配置する。また、外部空地として1800平方b程度のスペースも設ける予定だ。
 プロポでは1次段階審査に参加した9者を2次で7者に絞り込み、ヒアリングなどを経て最優秀提案者を決めた。
 18年12月15日までに設計を完了させ、19年度の着工、21年度の開設を目指す。
 整備場所は新富1ノ101ノ5で現状は更地。
 同施設の整備を巡っては、図書館をメインに「郷土資料館」や「生涯学習」に加え、「文化・国際交流」の機能も含む延べ床面積約1万9000平方bの複合施設として13年度に一度、工事発注した。しかし、建設資材の高騰などが原因で入札が不調となり「数年間の見送り」を決定。事業の実施方針や規模を見直しを進めていた。

提供:建通新聞社