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西日本建設新聞社
2017/07/18

【熊本】人吉市新庁舎 5階建て約9000u、来年12月着工

 人吉市は、新庁舎の基本設計概要を明らかにした。RC造5階建てで、延べ床面積は8882平方b。災害時には防災拠点施設としての機能を維持させるため、基礎免震構造を採用する。
 基本設計は山下設計・本田建築設計事務所・月足建築事務所JVの担当で、今後、年度内をめどに実施設計を取りまとめる。来年12月に本体工事に着工し、平成32年9月の完成を目指す。総事業費は約55億円(うち本体工事費約45億円)。
 新庁舎は、麓町にある庁舎が熊本地震で被災したため、現在の市役所別館敷地内(西間下町)に建設する。1階がエントランスホールや市民コーナー、2階が執務室と大会議室、3階が市長室と庁議室、4階が議会関係、5階が電気室や機械室となる。人吉城櫓や城下町の要素を取り入れた外壁面や、内装には地域産木材を使用するなど、歴史・文化・親しみ・ぬくもりを感じさせる庁舎とする。
 市では20日から、基本設計の内容について、地元・校区説明会を開く。

提供:西日本建設新聞社
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