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　ＪＰＡ全国圧入協会による「圧入工法技術講習会」がこのほど北栄町内であり、県やコンサルの技術者が仮設工の不要な「ノンステージング工法」をはじめ、大断面の９００�_鋼矢板の圧入作業に理解を深めた。土木学会認定のＣＰＤプログラム講習。
　同町中央公民館で開かれた講習では、ＪＰＡ事務局の講師が基本的な圧入工法や技術を紹介。その後、中部総合事務所発注の北条川放水路改修工事（護岸工）＝井木組施工＝の現場を見学した。
　現場ではＪＰＡ会員の竹内クレーン工業（鳥取市）が、従来の幅よりも広い９００�_のハット形鋼矢板の圧入を担当。一部区間ではクレーン作業のスペースがなく、仮設桟橋など仮設工が一切不要な「ノンステージング工法」が採用されている。
　講師は「圧入機材が完成杭の上を自走し、杭の搬送から建て込み、圧入までが完結できる」と特徴を説明し、さまざまな制約条件下でも施工可能なメリットを強調した。
　講習会には県の各発注機関、コンサルタント、県建設技術センターの技術職員ら50人が参加した。