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日刊建設タイムズ社
2017/07/21
【千葉】52号隧道で実施設計など／県長生農業／かん排茂原西部地区／用水路３・９㎞を改修
県長生農業事務所は、県営かんがい排水事業茂原西部地区（茂原市）で本年度、下流側の茂原市茂原地先の52号隧道部約３００ｍで路線測量や実施設計に着手する。事業費は１０２５万円を見込む。同地区は昨年度の採択地区。２０１６～22年度の７か年で事業費９億１０１２万円を投入し、約３・９㎞の用水路をパイプライン化する。受益面積は約３７４ha。
同事業は、旧国営両総土地改良事業により造成された西部幹線用水路を改修し、茂原市の水田３７４haに対し農業用水の補給機能の向上を図るもの。12年度までに国営両総農業水利事業で改修済みの南部幹線第三導水路末端の洪水槽を起点に、幹線用水路３・９㎞を改修し、農業用水の安定的な確保・供給及び配水の合理化を図る。
事業区間の全体延長は約５・４㎞。上流４・３㎞区間を県営事業、下流１・１㎞区間を団体営事業で改修する。県営事業では、既存の開水路４・３㎞をパイプライン化する。４・３㎞のうち０・４㎞は、国営事業により10年度にＦＲＰＭ管に改修済み。改修の対象は３・９㎞。
工事の内容は、堤体工が３・９㎞、付帯工事が制水弁工、空気弁工、排泥工、分水工が17か所。堤体工の内訳は、隧道区間が３・３㎞、暗渠区間が67ｍ、サイフォン区間が約９３９ｍ。サイフォン区間のうち、約１７２ｍで内面更生を実施。分水工は大楽寺、宿小山、大登、八田、小林、押日第一、押日第二、押日第三、押日第四、高師、内長谷第一西、内長谷第一東、山崎、内長谷第二東、堰谷第一、堰谷第二、鷲巣の17か所。ほかに既設管の撤去が約３８３ｍ、基礎撤去が約３８３ｍ。
昨年度は上流側の大楽寺分水工～宿小山分水工の幹線上約２８０ｍと工事用進入路約５３０ｍで路線測量を実施。測量は伸一測量設計が担当。
一方、団体営事業は、両総土地改良区が事業主体となり、事業費３億円を投入し１・１㎞の用水管の布設替えを実施する。地区は昨年度で農業基盤整備促進事業の茂原西部地区として採択を受けた。本年度は事業費７２０万円で、調査・測量、実施設計などを予定している。管はＦＲＰＭ管でφ６００㎜を予定。受益面積は約87ha。
同事業は、旧国営両総土地改良事業により造成された西部幹線用水路を改修し、茂原市の水田３７４haに対し農業用水の補給機能の向上を図るもの。12年度までに国営両総農業水利事業で改修済みの南部幹線第三導水路末端の洪水槽を起点に、幹線用水路３・９㎞を改修し、農業用水の安定的な確保・供給及び配水の合理化を図る。
事業区間の全体延長は約５・４㎞。上流４・３㎞区間を県営事業、下流１・１㎞区間を団体営事業で改修する。県営事業では、既存の開水路４・３㎞をパイプライン化する。４・３㎞のうち０・４㎞は、国営事業により10年度にＦＲＰＭ管に改修済み。改修の対象は３・９㎞。
工事の内容は、堤体工が３・９㎞、付帯工事が制水弁工、空気弁工、排泥工、分水工が17か所。堤体工の内訳は、隧道区間が３・３㎞、暗渠区間が67ｍ、サイフォン区間が約９３９ｍ。サイフォン区間のうち、約１７２ｍで内面更生を実施。分水工は大楽寺、宿小山、大登、八田、小林、押日第一、押日第二、押日第三、押日第四、高師、内長谷第一西、内長谷第一東、山崎、内長谷第二東、堰谷第一、堰谷第二、鷲巣の17か所。ほかに既設管の撤去が約３８３ｍ、基礎撤去が約３８３ｍ。
昨年度は上流側の大楽寺分水工～宿小山分水工の幹線上約２８０ｍと工事用進入路約５３０ｍで路線測量を実施。測量は伸一測量設計が担当。
一方、団体営事業は、両総土地改良区が事業主体となり、事業費３億円を投入し１・１㎞の用水管の布設替えを実施する。地区は昨年度で農業基盤整備促進事業の茂原西部地区として採択を受けた。本年度は事業費７２０万円で、調査・測量、実施設計などを予定している。管はＦＲＰＭ管でφ６００㎜を予定。受益面積は約87ha。
