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北陸工業新聞社
2017/07/24

【福井】基本計画など近く発注へ/福井市新ごみ処理施設

 福井市は17年度、26年度の稼働を目指す新ごみ処理施設の整備で、基本計画の策定、PFI導入可能性調査および環境影響評価に取り掛かる方針だ。基本計画、PFI調査は2カ年、環境評価は5カ年で推進する。
 基本計画の策定にあたっては、まず策定支援業務を委託したうえで、新たに検討委員会を立ち上げる予定。10月頃の設立をめどに準備を進めており、支援業務に関してはPFI調査も包含で、近く条件付き一般競争入札で公告するとの見方が有力。一方、環境評価は別途発注となりそうだ。
 新ごみ処理施設は現クリーンセンター(寮町50―41)の西側隣接地が建設候補地で、必要規模は災害ごみ処理余裕率10%を加算して275トン/日と設定。22年度から4カ年で建設し、26年度に稼働へと運ぶ予定だ。
 越廼、清水両地区を含め市全域の燃やせるごみを処理対象とし、汚れてリサイクルできないプラスチック類も焼却。処理方式については、焼却ストーカ式、焼却流動床式、溶融流動床式、溶融シャフト式の中から最適な方式を選定する。
 「新ごみ処理施設整備計画及び循環型社会形成推進地域計画策定業務」は、中日本建設コンサルタントが担当した。

hokuriku