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建設経済新聞社
2017/07/31

【京都】桂川右岸施設管理計画策定へ 修繕・改築等概算費まとめ

 京都府流域下水道事務所は、桂川右岸流域下水道を対象に、施設の計画的かつ効率的な管理のため、ストックマネジメント基本計画を策定する。
 今回の業務は、今後5〜7年間に改築予定の施設の点検・調査計画の策定(@基本方針の策定A実施計画の策定)、点検調査の実施、修繕・改築計画の策定(@基本方針の策定A実施計画の策定)を行い、報告書を作成する。委託する業務において、長期的な改築事業のシナリオ設定等を踏まえ、修繕・改築の必要性、優先順位を整理するとともに、修繕・改築の対策範囲、改築方法、実施時期、概算費用をとりまとめる。
 対象施設は、終末処理場として桂川右岸流域下水道洛西浄化センター(長岡京市勝竜寺樋ノ口)、処理方式は水処理が凝集剤併用型循環式硝化脱窒法+急速ろ過、凝集剤併用型ステップ流入式多段硝化脱窒法+急速ろ過、汚泥処理が濃縮・消化・脱水・焼却・固形燃料化。計画1日最大処理は20万5400m3/日、既設能力は水処理が21万1000m3/日。焼却炉(溶融炉)が有り。資産点数は機械2904点、電気2136点、土木168点、建築784点。管路施設として管路延長は16・8q、処理面積は5161・4f。資産点数は管渠177スパン、人孔179基、流量計7ヵ所。
 流域下水道事務所は、桂川右岸流域下水道ストックマネジメント計画策定業務委託について、7月31日に開札し担当業者を決める。工期は30年3月25日まで。