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建通新聞社(東京)
2017/08/02

【東京】都 三田線高架橋の検査・補修計画策定へ

 東京都交通局は都営三田線に設置している高架橋の検査・補修計画の策定に乗り出す。健全度や異常の有無を把握し、適切で計画的な維持管理を実施して安全性を高めることが狙い。地上区間を走行する志村坂上駅〜西高島平駅間の延長約5・6`区間にある高架橋の床版や柱、桁などの現況を検査して健全度を判定。補修の必要性や優先度などを明確にするとともに、具体的な対策を固める。
 同区間には▽新志村第2〜10架道橋▽志村三丁目停留所架道橋▽出井川橋梁▽新中台第1・2架道橋▽新相生橋梁▽蓮根第1〜10架道橋▽前谷津川支流橋▽西台第1・2架道橋▽前谷津川第1〜3架道橋▽高島平架道橋その1〜4▽高島平七丁目第1〜3架道橋―がある。構造の大半は上部が鋼板桁・下路鋼床版、下部(橋脚)がRCラーメン。
 上部・下部工ともに定期的な検査を行って劣化部の補修などを実施している他、下部工については耐震対策を進めている。今後も安全に地下鉄を運行していくため、高架橋の健全度や異常の有無を把握し、適切な維持管理につなげるよう検査・補修計画を策定する。
 まず、通常全般検査として、高架橋の床版や柱、桁などのひび割れ、剥落、不等沈下、接続部の離れなどを確認。電柱基礎や防音壁についてもひび割れや破損、さび、腐食の状況を調べ、健全度を判定する。
 何らかの対策が必要と判定した箇所は、判定の度合いに応じた補修・修繕の内容と、対策の優先順位を位置付ける。
 併せて▽新志村第2架道橋▽新志村第3の1高架橋▽蓮根第1架道橋―の3カ所と、新宿線の▽荒川中川第5橋梁▽荒川中川第7橋梁―の2カ所の計5カ所で塗装調査を実施。塗膜劣化の状況を確認して健全度を判定し、具体的な対策や優先度を盛り込んだ塗り替え計画を策定する。
 9月4日開札の希望制指名競争入札を経て業務を委託し、年度末までに取りまとめる。

提供:建通新聞社