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鹿児島建設新聞
2017/08/17

【鹿児島】耐震改修状況調査/落下防止対策は71%

 県学校施設課は7日、公立学校施設の耐震改修状況調査結果を明らかにした。屋内運動場等の吊り天井等の落下防止対策については、2017年4月1日現在で70.8%だったが全国平均(74.1%)を下回っている。県では未実施の市町村に対して、国の補助制度などを活用して早期に完了するよう引き続き要請することにしている。
 吊り天井等の落下防止対策の対象は、水平投影面積200u超または高さ6m超の天井を有する屋内運動場や武道場、講堂、屋内プール。
 対策済みとは、吊り天井や照明器具、バスケットゴールのすべてに対して、補強や再設置など実施し耐震点検を行ったもの。
 これまで、公立の小中学校520棟(65.5%)、高等学校128棟(97%)、特別支援学校22棟(100%)、幼稚園2棟(同)で実施済みで、そのうち県立学校は16年度末で完了している。
 なお、建物構造体の耐震化は前年度より0.2%上昇し99.8%となっている。

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