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北陸工業新聞社
2017/08/10

【石川】18年度当初96・1%見込む/金沢市小中学校施設耐震化率

 金沢市は、9日に開かれた市議会文教消防常任委員会で市立小中学校施設の耐震化状況を報告した。耐震化率(木造除く)は18年度当初で96・1%を見込んでいる。
 耐震化の状況によると、今年度は森山町小学校の仮設校舎を建設後、現校舎の解体工事に着手する。大野町小学校の校舎耐震補強工事は年度内の完了を予定。非構造部材の耐震化では千坂小学校の校舎、鳴和中学校の体育館で外壁改修工事を実施している。
 今年度の工事が完了すると、来年度当初で市立小中学校施設の全棟数409棟のうち、耐震済が393棟、未耐震が16棟となる見込み。
 来年度以降の計画では、森山町小学校の校舎改築および泉中学校の体育館整備、(仮称)特別支援教育サポートセンターの整備を予定。泉中体育館を整備する金沢大学弥生地区用地は今年度中に取得する。
 なお、今年4月1日現在における小中学校施設の耐震化率は全国98・8%、石川県97・9%、金沢市94・5%となっており、県、市ともに若干遅れ気味の状況だ。

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