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建通新聞社(神奈川)
2017/08/16

【神奈川】神奈川県 横断歩道橋存続・廃止方針年度末に決定

 神奈川県県土整備局は、県が管理する横断歩道橋で存続・廃止の方針が確定していない64橋について、2017年度末までをめどに方針を決定する予定だ。存続が決定した歩道橋については、16年度末に策定した道路施設長寿命化計画「横断歩道橋編」にのっとり予防措置型の維持管理を行う。
 県では、横断歩道橋の存続・廃止の検討に当たり、まず通学路の指定状況や市町、地元自治会、学校の3者の意向確認を実施。その結果、通学路に利用されている横断歩道橋は113橋のうち、地元自治会など3者の全てから存続の意向が示された93橋は存続の方針とした。また、いずれかから存続の意向が示された4車線をまたぐ歩道橋が5橋についても存続の方向で整理しており、これまでに98橋が「存続」の方針となっている。
 通学路以外を含めた残る64橋については、関係機関と協議、調整を図りながら存続、廃止の検討を進めているところ。今後、横断歩道橋の利用者数などの利用実態調査や交通管理者など、関係者との調整を進め、本年度末までに存続か廃止かを整理する方針だ。
 提供:建通新聞社