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鹿児島建設新聞
2017/08/16

【鹿児島】千日町1・4番街区再開発、来年6月に新ビル着工/3万6000uに規模縮小

千日町1・4番街区再開発2
千日町1・4番街区再開発 千日町1・4番街区市街地再開発事業の基本設計や資金計画などの事業計画案がまとまった。建物規模はS造地下1階地上15階約3万6000u(高さ約60m)。工事費を抑制するため、都市計画案より、階数や高さなどを縮小。総事業費は約19億円を減額し、約151億円とする変更案となった。
 事業計画案によると、2018年6月の解体、再開発ビル着工、20年秋の完成を目指す。鹿児島市は同準備組合(牧野田栄一理事長)から事業計画の認可申請があったため10日、概要やスケジュールなどを公表した。
 建設場所は、同市の天文館地区で電車通り沿いのL字型の地形が対象。敷地面積は約6000u。1〜6階が商業・業務施設、7階はホール、7〜15階がホテル、地下1階は機械室などとなっている。
 広場に隣接して市観光案内所を設置。電車通り歩道アーケードを再開発ビルと一体的に整備し、建物の壁面後退による快適な歩行とバス待ちの空間を創出(歩道4m+歩道状空地2m)する。
 商業施設は、テナント誘致や販売促進の企画などを行う運営者、ホテルは一括してホテル床を賃借する運営者を募集している。
 今後は、11月に実施設計等に着手し、18年2月に権利変換計画認可申請、同年4月の同計画認可を予定している。

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