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日本工業経済新聞社(埼玉)
2017/08/17

【埼玉】】大型物流施設GLP新座に18年春着工予定

 グローバル・ロジスティック・プロパティーズ梶i東京都港区東新橋1−5−2汐留シティセンター)は、新座市大和田地内で大型物流施設「GLP新座」の開発を計画していることを明らかにした。2018年春着工、19年春の竣工を予定している。設計者・施工者は未公表。
  開発予定地は、新座市施行の大和田二・三丁目地区土地区画整理事業地内に位置。関越自動車道、国道254号の至近で、東京・埼玉両都県の幅広いエリアへ配送が可能な立地となっている。敷地面積は約1万5000u。
  新築規模はS造4階建て、延べ床面積3万1000uで計画している。2、3階は天井高を6・5mとしてパレット4段積みを可能とする予定。また、2〜4階のいずれかは床荷重を1u当たり2tとして重量物にも対応できる構造とする。1階部分は低床化のニーズに対応するため、バースレベルにエレベーターを停止させる工夫を施す。
  そのほか、大型シーリングファンを設置し、自然光採光や施設内の街灯には太陽光エネルギーを採用するなど、環境対策の取り組みも実施する計画としている。
  なおGLP新座は、カナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボードと同社で16年2月に設立した合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャーU」による開発物件となる。