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建設経済新聞社
2017/08/24

【京都】京都田辺職業安定所建替え 新庁舎はRC造3階建、延945u 工事費は約3億6100万円想定

 近畿地方整備局は、京都田辺公共職業安定所(ハローワーク京都田辺)の建替えを計画。このほど設計をあい設計(広島市東区)に決めた。
 昭和43年の建設以降、業務量の増加に対応し改修してきたが、利用者の待合場所や相談時のプライバシーの確保が困難になっている。また耐震性能も担保されていないため、庁舎建替えを行う。建替えにあわせ、バリアフリー・ユニバーサルデザインとし、木材を適材適所に使用する方針。
 京都労働局の京都田辺公共職業安定所(京田辺市田辺中央2丁目1−23。敷地面積472・82u/近隣商業地域)の既存庁舎(RC造平屋建、288u)及び書庫(RC造平屋建、15・45u)、庁舎南西側の車庫(京田辺市田辺中央3丁目1−3、敷地面積27・05u/第二種住居地域)の建物(S造平屋建、21u)を取り壊し、新庁舎を建設する。
 新庁舎はRC造3階建、延945uで計画。原則、新庁舎と合築で車庫(21u)も新築する。
 新庁舎の事務室は84u以上、業務支援関係室は43u以上、待合室は140u以上、会議室は44u以上、相談室は87u以上とする。
 工事費は約3億6100万円(税込)、工期は約13ヵ月を見込む。
 近畿地整営繕部は、簡易公募型プロポーザルで設計業者の選定を行い、あい設計に決定。3950万円で契約した。設計の履行期限は平成30年2月28日まで。