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鹿児島建設新聞
2017/09/01

【鹿児島】県内宿泊施設の耐震診断結果/指宿シーサイドなど建替え

 改正耐震改修促進法による不特定多数が利用する大規模建築物のうち、旧耐震基準で耐震診断が義務付けられた県内宿泊施設の診断結果をまとめた。指宿シーサイドホテルなど3ホテルが建て替え、霧島国際ホテルなど9ホテルが耐震改修を計画。指宿いわさきホテルは2017年度の改修着手を予定し、18年度から霧島いわさきホテルや霧島観光ホテル(本館)などが建て替えに取り掛かるもよう。
 指宿いわさきホテルは、大成建設で設計を進めており、建物規模はRC造地上10階地下3階建ての総延べ面積約7万7000u。客室は240室。宿泊施設となるメーン棟を残して、8階建てや宴会場がある3階建ての部分を解体する予定。減築して耐震性を確保する。
 また、霧島いわさきホテルは11月6日の休館を決め、再開は未定。建物規模は地上9階地下4階建約4万4000uで、客室は約170室。別館は解体する予定で、その後の方針は未定。
 城山観光ホテルは、清水建設の施工で着工。レストランや宴会場などがある1〜4階を先行着手し、2023年度まで営業を継続しながら整備。建物はSRC造10階建てなどで、延べ床面積は約6万u。低層部から着手し、客室(365室)となる5〜10階は21年度から3カ年かけて整備する。耐震化に併せてリニューアルも行う。

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