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鹿児島建設新聞
2017/09/02

【鹿児島】鹿大病院再開発整備計画/19年度からA棟新営設計

 鹿児島大学病院の再開発整備計画は、病棟・診療棟(B棟)の2017年度内の完成に向け、工事を進めている。18年度は医科病棟の解体を予定。次の大型物件となる病棟・外来棟(A棟)新営は、19年度に設計関係、本体着手は20年度以降になるもよう。全体の完成は26年度を計画している。
 再開発整備計画は、07年度からスタート。当初、既存病院改修を主体に不足分を増築する計画だったが、東日本大震災などを反映した災害拠点病院として免震構造を採用した既存病棟改築を主体とする内容に改めた。
 これまで、中央診療棟やC棟を新営。15年度からはB棟の整備を進めている。建物規模はSRC造(基礎部免震構造)地下2階地上9階建1万8150u(昇降機設備含む)。
 建築設計は山下設計、設備設計は新日本設備計画が担当。建築本体は竹中工務店、電気設備と衛生が九電工、機械設備(空調)は新菱冷熱工業がそれぞれ担当。17年度内に竣工させ、移転を計画通り進める。
 18年度からは、既設病棟を取り壊し、跡地にA棟と(仮称)アメニティー棟を整備。最終的に中央診療棟、救急集中治療棟、A棟・B棟・C棟など計6棟となる。

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