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建通新聞社(静岡)
2017/08/30

【静岡】静岡県東伊豆町 伊豆縦貫発生土で町営グラウンド整備

 東伊豆町は、伊豆縦貫自動車道河津下田道路の建設工事で発生する残土を受け入れ、稲取にある町営グラウンドを拡張し、国際陸上規格に適したトラックの整備を検討している。国土交通省が残土の搬入、土留めの擁壁整備を2018年秋〜22年度で進め、23年度以降に町がグラウンド整備を行う計画だ。
 同グラウンドの面積は1万平方bで、1988年に建設。現在、野球やソフトボール、ゲートボールなどで利用されている。日本陸上競技連盟幹部らから周辺の町クロスカントリーコースを含んだ利活用を助言されていた。
 スケジュールは、18年秋から約4年で残土約25万立方bの受け入れを行い、グラウンド横の斜面にも広げ最高約16b残土を積み上げていく。グラウンド面積は現状の3倍となり、国際陸上規格である9コース400bトラックの整備が可能となる。また、大規模災害時の避難場所としての活用も期待されている。グラウンド整備は23年度以降に着手する見通し。


提供:建通新聞社
(2017/8/30)

建通新聞社 静岡支社