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建通新聞社(静岡)
2017/09/01

【静岡】静岡県富士市 富士駅北口周辺地区再開発検討業務に着手

 富士市は、2017年度富士駅北口周辺地区再開発事業推進検討業務について、公募型プロポーザル方式により、アール・アイ・エー名古屋支社(名古屋市中村区)に決定し契約した。契約額は1080万円(税込み)。今後、業務に本格的に着手する。
 業務内容は、富士駅北口第一地区に関わる調査として、施設需要や駐車場需要の予測、再開発に関するB/Cおよび税収増効果算定を実施する。西側街区に関する調査としては、権利者意向を把握し、整備手法を検討する。まちづくり活動の支援では、富士駅きたぐち再整備検討会(地区全体会議)の会議開催の支援(4回程度)、西側街区地権者検討会の会議開催の支援(4回程度)などを予定している。履行期間は18年3月30日まで。
 富士市では、11年度策定の富士駅周辺地区市街地総合再生基本計画に基づき、重点整備ゾーンに位置付けたエリアを「富士駅北口周辺地区」として、14年度から地区の再整備検討を進めている。
 このうち、「富士駅北口第一地区」については、16年度に再開発準備組合が組織され、第一種市街地再開発事業の事業化に向けた検討に着手したところで、実現性の高い導入機能を抽出し、事業モデルに反映させることが求められている。また、「西側街区」については、街区ごとに建築物の形態、築年数や用途などが異なるため、再整備を行うに当たっては、複数の整備手法が挙げられている。
 このため、「富士駅北口第一地区」については、施設需要予測に基づく導入機能を選定するとともに、B/C算定などを実施し、都市計画決定に向けた補完的な調査を行う。また、西側街区では、事業化に向けた検討に着手できるよう地権者の意向などを踏まえながら今後の整備手法の絞り込みを行う。


提供:建通新聞社
(2017/9/1)

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