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日本工業経済新聞社(山梨)
2017/09/01

【山梨】製作3径間、架設1径間を12月議決へ発注 山梨市の落合正徳寺線

 山梨市は、市道落合正徳寺線改築における跨線橋上部工発注について、12月議会での請負承認を目指し作業を進める。残る3径間の橋桁製作は市が発注し、JRが2径間の架設を担当。本線部は最後の大型発注となり、2019年度の完成に向けて事業が加速する。
 同路線は、国道140号山梨厚生病院前交差点から神徳橋西詰までのL820m(幅員は車道7・5m、歩道2・5m×2)で、JR中央本線とは跨線橋によって立体交差するよう整備を促進している。
 跨線橋部はL141mの6径間連結プレテン床版橋で、ここまで、線路東側の橋台・橋脚各1基と西側の橋台1基・橋脚2基、およびこれらに架かる上部工は整備済みとなっている。
 協定によりJR側は、線路両際の橋脚2基と西側を加えた2径間(L24m×2)の橋桁を架設する。残りの1径間(L24m)の上部工は市が受けもち、JRが架設する橋桁製作も含めて市が発注する。
 工事請負は議会による承認が必要となるため、10月から11月にかけて一般競争入札の手続きを進め仮契約を結び、12月定例会の議案上程に備える考え。
 JR発注の線路際の橋脚は10月にも着工となる見込みで、年度内には完成の見通し。橋桁製作期間も3カ月を要するとされ、来年度早々には上部架設着手の準備が整うスケジュールとなっている。