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鹿児島建設新聞
2017/09/11

【鹿児島】霧島市17年度下水道事業(事業費13億円)/クリーンC 3池目増設を推進

 霧島市の2017年度の下水道事業をまとめた。主な計画は、国分隼人クリーンセンターで3池目を増設する。16年度から土木工事に着工しており、17年度にも完了。また、付帯施設として電気棟を同年度で新設し、18年度から機械・電気設備に入る。事業費は約13億円。
 同センターの3池目の処理方式は標準活性汚泥法。処理能力は4700m3/日(既設処理能力1万4000m3/日)となる。施設面積は約1074u。また、付帯施設として整備される電気棟の建物規模はRC造平屋建て188u。全体の工期は19年度まで。
 このほか、同センターの汚泥処理施設機械電気の長寿命化を推進。管渠布設では、国分地区で1495m、隼人地区で920mを予定している。また、国分隼人地区のマンホール嵩上げや取付管設置を実施するほか、交付金事業では、隼人町見次地区で690mの下水管渠実施設計を行う。高千穂地区では、下水管渠実施設計に着手しており、工事については200mを計画している。
 国分隼人処理区の全体計画面積は2097ha、計画処理人口7万7300人。16年度末で821.7haが完了している。牧園地区は、全体計画面積140ha、計画処理人口1550人。116.7ha(16年度末)が完了している。終末処理場(国分隼人クリーンセンター)は、全体計画7系列のうち、2系列が稼働中。
 17年度下水道事業特別会計当初予算は、前年度比3億4525万円増の総額21億7397万円となる。

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