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建設経済新聞社
2017/09/07

【京都】東大路通沿いの旧左京保健センター 売却も視野に活用検討へ

 京都市は、左京区田中の旧左京保健センターの土地・建物について売却も視野に活用方法の検討に入る。
 市会総務消防常任委員会でこのほど市が明らかにした。
 旧左京保健センターは現在、行財政局サービス事業推進室の職員用の事務所として使用しているが、30年度に移転することになった。当該地は東大路通に面した利便性の高い一等地であり、多様な活用が考えられることから、多角的な検討が必要とし、これから具体的な活用方法の検討に入る。
 旧左京保健センター(左京区田中門前町1)の敷地面積は1828・99u(登記面積)。2階建の建物がある(昭和54年築)。
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 サービス事業推進室は、20年度に19人体制で発足(当初は文化市民局のサービス事業課)。当初は南区にあったが、23年度に職員数が107人となったことから、旧左京保健センターに移転し、所管も行財政局に変更した。
 職員数の減少(69人)により、サービス事業推進室を旧下京まち美化事務所に30年度に移転する予定。
 移転先の旧下京まち美化事務所は改修する方針で、事業費は約8000万円を想定する。浴室やボイラーの撤去、シャワー室の設置、トイレの増設などの費用として約6000万円、別途設ける会議室に約2000万円を見込む。