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建通新聞社四国
2017/09/08

【香川】県 流域下水や備讃瀬戸流総計画策定促進等

 9月10日は「下水道の日」。香川県の2016年度末の下水道処理人口普及率は44・1%で全国42位と普及が遅れている。県内市町の同普及率は高松市、直島町、宇多津町、多度津町で60%超となっているものの、三豊市、土庄町、小豆島町が16年度末で下水道事業に未着手。三木町は着手済みだが未供用で0%のまま=表参照。県はより多くの県民に下水道の役割や必要性の他、整備状況や仕組みを紹介するため、10日に、ゆめタウン高松(高松市三条町)で、普及啓発活動を展開する。県内の下水道関係職員約30人が参加。下水道ブースを設置し、マンホールをデザインした缶バッジやコースターなど、下水道PR用のグッズを配布する。
 17年度の県流域下水道整備を見ると、中讃流域下水道大束川処理区(丸亀市、坂出市、宇多津町、綾川町)では、大束川浄化センターの沈砂池ポンプ・管理棟地上建築部の耐震改修を進める。鉄筋コンクリート造3階建て延べ3602平方b。開口部閉塞(へいそく)の他、耐震壁を5基、アウトフレームを1カ所設置する。長寿命化対策として汚泥系水処理の電気設備改築として計装設備や流量設備を更新する。
 金倉川処理区(善通寺市、多度津町、琴平町、まんのう町)では金倉川浄化センターで管渠耐震工事を継続。沈砂池ポンプ棟の電気設備改築でコントロール盤や、付随する計装設備を更新するため第3四半期に公告する予定。
 また、本年度に金倉川浄化センターの用水設備詳細設計を進め、18年度以降に工事着手する。砂ろ過設備(3台)が老朽化しており、2次処理後に場内への水利用を行う用水設備の内容などを固める。
 一方、16年度から3カ年で継続中の備讃瀬戸海域流域別下水道整備総合計画調査に本年度も取り組む。同計画は公共用水域の水質汚濁に係る環境基準を達成維持するため、必要な下水道整備の基本計画となるもの。備讃瀬戸海域の県内対象エリアは、高松市、丸亀市、坂出市、善通寺市、三豊市、土庄町、三木町、直島町、宇多津町、綾川町、琴平町、多度津町、まんのう町。
 同計画の海域部は国土交通省中国地方整備局が調査しデータを解析中。香川県以外で岡山県と広島県が内陸部の汚濁負荷量など基礎データを調査中。
 同策定事業で県は17年度に内陸部の環境基準点をクリアするための河川の汚濁負荷について解析する。汚濁負荷をシミュレーションし、計画目標年次の44年度に環境基準が達成できる下水道計画を策定する。

提供:建通新聞社