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北陸工業新聞社
2017/09/08

【福井】会長に大久保美嘉氏を選出/福井県のリフレッシュ工法協会/設立総会開く

 老朽化した吹付モルタルの補修・補強技術の信頼性を高めることを目的とする「福井県のリフレッシュ工法協会」(会員11社)の設立総会が6日、福井市のユアーズホテルフクイで開かれ、会長に大久保美嘉氏(伸栄工業代表取締役)を選出するとともに、17年度事業・活動計画などを承認した。大久保会長は「微力ではあるが、会員や役員の協力をいただき、協会運営に一生懸命取り組みたい」と決意を新たにした。
 のり面の「のり」と「リフレッシュ」を掛け合わせた「のリフレッシュ工法」とは、老朽化した既設吹付モルタルを取り壊すことなく、既設のり面を補修補強することで安定させる工法。総会ではまず、「会員が一致協力して工法の発展と普及に努め社会に貢献していく」などとする設立趣旨書が読み上げられた。引き続き、協会組織や会則、17年度事業・活動計画及び収支予算などを承認。17年度活動計画によると、年度内に現場見学会や施工者への講習会に加え、施工現場パトロールに取り組む予定という。
 中部・のリフレッシュ工法協会の金藤達也会長(ライト工業中部統括支店常務執行役員支店長)は、「のり面の吹付を大量に補修しなければならない時代が必ずやってくる。地元に強い皆さんの力を借りて出前講習などを通じて工法を広め、今のうちに実績を作っておきたい」と協力を求めた。
 会長以外の役員については次の方々(敬称略)。▽副会長=谷口康介(高野組常務取締役)▽理事(監事)=渥美宣夫(関組代表取締役)▽同=坪内忠義(坪内建設代表取締役)▽事務局=沼口晃久(ライト工業福井営業所)―。
 総会終了後の工法説明会では「のリフレッシュ工法(増厚タイプ)NETIS登録技術」と新規開発「樹脂吹付タイプ」について説明が行われた。

hokuriku