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北海道建設新聞社
2017/09/14

【北海道】羽幌町が産廃施設に18年度着工 総工費は3.2億円

 羽幌町は、産業廃棄物処理施設の2018年度着工を計画している。高台327の1にある9880m²の沢地に容量6万5970m³の安定型最終処分場設置を構想。建設費は3億1500万円を試算している。
 建設予定地の隣接地には旧産業廃棄物埋め立て処分場があるが、留萌振興局の検査で埋め立て超過が発覚。13年2月に処分場が廃止され、超過分5万1092m³の廃棄物を処理する必要があるため、新たに処分場を建設する。
 沢地形状であることから、切り土や伐木、土地整形、搬入用道路建設、飛散防止フェンス設置などを実施するほか、水質検査のために地下に埋設する径400_の合成樹脂有孔管141mと無孔管55m、集水桝1カ所、観測孔2カ所、浸透水採取設備1カ所、調整池1カ所を整備する。
 18年6月ごろに着工し、年度内に完成させる予定。建設後は3年で超過分の廃棄物を埋め立て、施設を閉鎖する。