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日本工業経済新聞社(埼玉)
2017/09/13

【埼玉】埼玉建産連が新入社員研修開く

 埼玉県建設産業団体連合会(古郡一成会長)は5日と6日の2日間、さいたま市南区の建産連研修センターで、新入社員等研修を開催した。8社から24人が参加。講師は富士教育訓練センターの花輪孝樹氏。ビジネスマナーを学ぶとともに、グループ学習に取り組み、社会人として身に着けなければならない基本行動について、徹底した指導を受けた。
  同研修は、産官学の連携により組織した埼玉県建設産業担い手確保・育成ネットワークによる取り組みの一環として実施。本年度は5月に続き2回目の開催。
  初日の開講式では、建産連を代表して北田功副会長(埼玉県造園業協会長)があいさつ。「地域の建設業は安全・安心を守る重要な担い手であります。この研修を通じて同じ建設業に働く同世代の方々と共に、専門工事の職域を超えて、幅広く交流を深めていただき、より良き仲間、相談相手を見付けていただきたい」と、激励の言葉を贈った。
  1日目は、社会人としての責任と義務、基本行動、企業内の営業体制の確立をイメージしたあいさつ行動などについて指導を受けた。また実践演習として、電話対応・敬語の使い方・文書作成の基本を学び、自己啓発をテーマとしたグループ研究を行った。
  2日目はプロ意識の確立を促すため、仕事に取り組む決意についてグループ演習を実施。このほか自己表現とコミュニケーションについて実践話法を習い、その成果をまとめたスピーチ演習を行った。社会人としてのより良い自分づくりのため、他己改善と自己活性法も学び、最後に感想文を提出した。
  閉講式後は全員に修了証書が手渡され、同じ経験を共に積んだ仲間として、みんなで集合写真に納まった。