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建設経済新聞社
2017/09/22

【京都】伏見柳谷高槻線で安全対策 車道幅狭め歩行空間を確保

 京都府は、主要地方道伏見柳谷高槻線の長岡京市奥海印寺付近で歩行者の安全対策に乗り出す。
 市立長岡第五小学校の通学路となっている主要地方道伏見柳谷高槻線は、道路幅員が5・5m〜7mと狭く、特に一般府道奥海印寺納所線との交差点前後の約240m付近は歩道が整備されていない。路線バスの退避がないため、車両がすれ違う際に歩行空間まではみだし、歩行者が危険な状況。ただ付近に京都縦貫自動車道の側道等が整備されたことにより、交通量自体は若干減少している。
 交通量の減少等の状況を踏まえ、府は関係機関と協議し、車道幅を4mに狭め、1〜2mの歩行空間を確保する方向で検討している。
 まずは部分的な拡幅によるバスのすれ違い対策が必要なことから、乙訓土木事務所は、路線測量(延長150m/担当は日開調査設計コンサルタント(宇治市))と歩道詳細設計(延長100m/担当は日開調査設計コンサルタント(宇治市))を進めている。
 今後、地元への計画説明を行った上で、必要な用地測量などを進め、順調にいけば工事は2年程度で完了すると見込む。