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建通新聞社(東京)
2017/09/25

【東京】 清掃一部事務組合来月目黒の工場棟解体着手

 東京二十三区清掃一部事務組合は目黒清掃工場の建て替え事業で、10月から工場棟の解体に着手する。2020年6月までに除却を完了させる予定だ。煙突・プラント・外構・植栽などの工事も含め23年3月の完了を目指す。施工者はJFEエンジニアリング・清水建設JVが担当。
 所在地は目黒区三田2ノ19ノ43の敷地2万9752平方b。1991年に完成した既存施設(鉄骨鉄筋コンクリート造地下3階地上5階建て延べ1万8518平方b)を、鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄筋コンクリート一部鉄骨造の工場棟と管理棟の他、排ガス処理施設棟や飛灰搬出設備棟などで構成する付属棟を含む新工場に建て替える。1日当たり300dを処理する全連続燃焼式火格子焼却炉(廃熱ボイラ付)を2基取り付け、既存工場と同じ1日当たり600dの処理能力を維持する。煙突は外筒が鉄筋コンクリート造、内筒がステンレス製で高さは約150b。
 工事スケジュールは、管理棟を19年1月に着工し、工場棟が解体と並行する形で19年5月〜22年9月の工期で進める。煙突とプラントは20年6月以降に工事を開始して22年9月までに完成。外構・植栽工事と設備の試運転期間を経て、23年3月に全工程を終える見通し。

提供:建通新聞社