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建通新聞社(中部)
2017/09/26

【岐阜】羽島市の新庁舎 在り方検討委員会を1月めどに設立

 新庁舎の建設を計画している羽島市は、2018年1月をめどに「羽島市本庁舎在り方検討委員会(仮称)」を設立する。同委員会は建築系の有識者や市民など12人以内で構成し、新庁舎の建設場所や文化財としての価値が高い現庁舎の在り方などを、毎月1回の会合で協議する。会合期間や新庁舎建設のスケジュールなどは未定。羽島市の現庁舎
 現庁舎の耐震性が不足していることから、これまでに市庁舎検討委員会(犬飼利嗣委員長)が「現敷地内での新庁舎建設案が最良」とする答申書を松井聡市長に提出した。これを受け、市では10月中にタウンミーティングを開き市民からの意見を募るとともに、市民アンケート調査などを実施していく。加えて羽島市本庁舎在り方検討委員会の市民委員も公募する。
 現庁舎は鉄筋コンクリート造5階建て延べ4625平方b。現庁舎の設計は市出身の建築家・坂倉準三氏が手掛けた。南北のスロープを上った先の2階に正面玄関があることや中央部分が落ち込む湾曲屋根などが特徴で、文化財的価値が高い。耐震診断調査の結果は、Is値が0・24だった。
 これまで会合を開いた市庁舎検討委員会では、現庁舎の在り方については決まっていない。18年1月以降の会合で決めていく。

提供:建通新聞社(2017/09/26)