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建通新聞社
2017/09/27

【大阪】経産省が万博会場イメージを公表

経済産業省は、2025年万博(万国博覧会)の大阪誘致に向け、会場計画の概要を公表した。会場は大阪市のウォーターフロントに位置する人工島・夢洲。中心部にパビリオンなどを配置する他、南側水面に水上施設、西側緑地にアウトドア施設などを整備する予定だ。会場面積は当初計画の100fから155fに拡大した。
 会場の配置計画では、ボロノイパターンと呼ばれる反復的な幾何学パターンを取り入れ、あえて中心を作らない離散型の会場デザインとする。会場内の5カ所に「空」(くう)と呼ばれる大広場を設置し、2カ所のエントランスとつなぐようにメイン通りを整備。その上には大屋根を設置する。メイン通りには水路や緑の並木を整備する他、シャワーミストを設置するなど暑さ対策も行う。会場建設費は1250億円程度を想定している。
 今後のスケジュールでは、11月15日にBIE(博覧会国際事務局)総会で第2回プレゼン、18年6月に第3回プレゼン、同年11月の最終プレゼンの後、投票により開催国が決定する。