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建通新聞社(静岡)
2017/09/27

【静岡】静岡県 県有公共建築物の耐震化率99・5%

 静岡県は、県有公共建築物の耐震性能について、4月1日現在で2850棟のうち2837棟が東海地震に対する耐震性を有し、耐震化率が99・5%となったことを公表した。耐震性能不足の13棟については、4棟は2017年度に新築・移転、1棟は18年度に現地建て替え予定となっている。残る8棟のうち中部健康福祉センター岡出山庁舎(藤枝市)は、18年度以降の移転を検討している。
 県は、耐震性が不足する建築物について、2005年2月に耐震化計画を策定し、計画的に耐震化を進めてきた。このため耐震性能不足の建築物は13棟となった。17、18年度に移転新築、建て替えまたは解体が完了する予定の5棟の他は、清水港の興津2〜4、6、7号上屋と江尻魚舎、埋蔵文化財研究所(旧管理棟・実習棟)が17年度以降に解体予定としている。
 残る中部健康福祉センター岡出山庁舎は、16年度に耐震診断を再度行った結果、耐震性能の不足が認められたことから、18年度以降の移転を検討していく。施設は1978年建設。規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ1566平方b。


提供:建通新聞社
(2017/9/27)

建通新聞社 静岡支社