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　豊橋市は、市民病院の診療棟救急外来などを改修する計画で、実施設計に着手した。アーチザン（豊橋市）に業務を委託し、12月15日までに改修内容などの詳細をまとめる。順調なら、２０１８年１月ごろの発注が見込まれる。
　計画によると、診療棟内の緊急外来センターを改修する他、ＣＴ室、診察室、事務室などを配置転換する予定で、内装や電気、管、空調設備を改修する。改修面積は約２００平方�b。施設を利用しながら順次改修を進めるため、工期は18年１月から19年１月までを予定する。
　このうち、温熱治療室など一部については、別途工事での発注を計画しており、この部分の設計を10月までに先行して完了させる。その他の工事については、建築、電気、管、空調に分割して発注する見込み。
　今回の実施設計では、概算工事費の算出、ＣＴ室とＸ線撮影室の遮蔽（しゃへい）工事の設計などとともに、各改修内容をまとめる。
　また、同病院では東三河の中核病院として機能の充実を図るため、新たに手術センター棟の整備を３カ年度事業で進めている。予定工期は19年１月末まで。

提供：建通新聞社