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北陸工業新聞社
2017/09/30

【富山】2年後の供用開始目標/城端スマートIC設置へ/準備会が設立

 城端SAスマートインターチェンジ(IC)の設置に向けた第1回準備会が29日、北陸地方整備局富山河川国道事務所会議室で開かれた。
 準備会の冒頭、あいさつに立った田中幹夫南砺市長は「我々にとっては念願の城端SAスマートIC。1年で調査を完了し、来年度の新規事業化、2年後の供用開始を目指したい」と力を込めた。福濱方哉富山河川国道事務所長は「城端SA周辺には多くの観光交流拠点があり、さらなる交流の促進、観光振興のため、高速広域ネットワークのアクセス向上が求められている。スマートICの実現に向け、関係機関と連絡を取りながら取り組んでいきたい」と意欲を見せた。
 南砺市が東海北陸自動車道の城端SAにおいて、スマートICの設置を検討する中、7月21日に国土交通省が準備段階調査個所に選定。これを受け、同スマートICの計画的かつ効率的な準備、検討を進めることを目的に準備会を設立した。準備会は、北陸地方整備局や県、ネクスコ中日本、南砺市で構成。今後、準備会で検討を進めた後、関係機関で構成される地区協議会で決定した実施計画書を策定、提出し、新規事業化となる。

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