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建設新聞社(長崎)
2017/10/03

【長崎】諫早栄町東西街区市街地再開発 本体工事へ

東西街区を一括 10月中に入札
  11月にも本体着工 民間保育所は公募手続き栄町東西街区 完成イメージ

 諫早市中心部で計画されている栄町東西街区市街地再開発の建設工事が、ついに本格的に動き出す。事業主体の再開発組合(橋本正理事長)は、東西の両街区一括で10月中に入札を実施。11月にも本体工事に着手する方針だ。店舗のほか、分譲住宅、(仮称)子ども子育て総合センター民間保育所等を計画。このうち民間保育所に関しては、近く公募を開始する。
 8月から既存施設の解体作業に着手。再開発組合によると、10月から本格的な解体作業に入るという。
 建築面積は東西の両街区を合わせ約4100平方b。延床面積は西街区が約1万0641平方b、東街区が約7051平方bでトータル約1万7700平方bとなる。構造は西街区が鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)、東街区が鉄骨造。西街区は地上10階建て、東街区は地上5階建てが予定されている。
 西街区には1階に店舗、2階に民間保育所と(仮称)子ども子育て総合センターが入る計画。3階から10階までは分譲住宅で75戸建設。隣接する東街区は1階が店舗、2階以上が立体駐車場(224台分)となる。
 総事業費は約67億3200万円。このうち約33億6900万円を国県市の補助金で賄う。再開発ビルの実施設計は今年2月末に完了。東街区は活イ設計九州支社、西街区は葛v米設計九州支社が行った。
 同組合は再び商店街に賑わいを取り戻したい考え。現時点では2018年度末に工事完了。準備を進め、19年度の早期に開業となる運びだ。ksrogo