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建通新聞社
2017/10/05

【大阪】箕面団地と井口堂団地建て替えへPFI検討

大阪府住宅供給公社は、箕面団地(箕面市)と井口堂団地(池田市)の建て替え事業で、PFI方式の導入を検討している。同公社では、「建て替え基本計画の策定」と「PFI手法の導入調査」の委託先を決めるため、公募型プロポーザルを公告。10月17日まで参加申請を受け付ける。提案書の受付期間は10月24〜26日。11月中旬に選定結果を公表する予定だ。
 いずれの団地も全棟が建て替え対象となり、既存住宅の解体跡地に整備する。また、建て替えにより生まれる余剰地を活用した新たな土地利用計画も検討していく。
 箕面団地は箕面市箕面4ノ9に位置。20棟・440戸(住戸専有面積約37〜約44平方b)で構成。一方、井口堂団地は池田市井口堂2ノ9に位置。7棟・200戸(同約39平方b)で構成している。
 プロポーザルには、単独または共同企業体で参加する。参加資格は、同公社の入札参加資格(建築設計・監理、建設コンサルタント、補償コンサルタントのいずれか)があることなど。契約上限額は、箕面団地が1215万2160円、井口堂団地が973万5120円(いずれも税込)。委託期間は2018年8月31日。
 同公社では、老朽化が進む団地や耐震性の低い団地の建て替え、集約を進めている。対象団地はいずれも建設後50年以上が経過しており、老朽化が進んでいる。