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日刊建設タイムズ社
2017/10/05

【千葉】大日本で詳細設計/県海匝土木/山武東総道路2期/橋長221mの時曽根橋

 県海匝土木事務所は、国道126号山武東総道路2期の「(仮称)時曽根橋橋梁詳細設計」を大日本コンサルタント(千葉営業所・千葉市中央区新宿2―5―3)に委託した。委託金額は予定価格5662万円(消費税抜き)に対し4619万6000円(同)。委託工期は2018年3月20日。橋梁は匝瑳市時曽根地先で谷津田を横断する。
 橋梁の規模は橋長約221・9m、総幅員8・0m。上部工の形式はPC9径間連結プレテンT桁橋。下部工は、橋脚が張出式9基、橋台が逆T式2基。
 工事は用地買収の完了を待って着工する予定。本年度は設計のほか、橋梁のための地質調査を、その1〜その3の3件で委託。8月18日の入札でその1を技研基礎(千葉市中央区末広5―8―6)が580万円(消費税抜き)、その2を正和技術(茂原市西野9―3)が577万円(同)、その3を京葉シビルエンジニアリング(千葉市中央区弁天1―27―18)が460万円(同)で落札した。
 同工区ではこのほか「時曽根地区工事道路検討業務」を構造エンジニアリング(千葉市中央区新町24―9)に580万円(消費税抜き)で委託。時曽根地区の工事用道路と工事用仮橋等の詳細設計を実施する。同地区は周辺道路が狭隘で工事用車両の通行が困難なため、進入路を確保するための取付道路などの検討も行う。
 山武東総道路2期は、銚子連絡道路の一部を構成する山武郡横芝光町芝崎地先の横芝光ICから匝瑳市横須賀地先の主要地方道八日市場野栄線までの約5・0qの路線。道路幅員は9・5m(車道3・5m×2、路肩1・25m×2)。道路規格は第3種第2級で設計速度60q/h。道路構造は盛土構造。
 路線は、@横芝光1・6qA時曽根1・0qB笹曽根0・8qC八日市場ほ1・6q――の4工区で事業を進めている。横芝光工区は道路公社、他の3工区は海匝土木事務所がそれぞれ施行。本年度は事業費5億7000万円。工事は八日市場ほ工区で盛土工や道路排水工事を実施。笹曽根工区は地質調査などを実施する。
 2期地区は04年3月に整備区間の指定を受け、07年度に事業着手。事業費約44・1億円を見込む。事業費ベースの進捗率は約40%。
 銚子連絡道路は、首都圏中央連絡自動車道などの高規格幹線道路を補完する地域高規格道路として計画。路線は、山武市と銚子市を連絡する概略延長約30q。このうち、圏央道の松尾横芝ICから匝瑳市の主要地方道八日市場野栄線までを山武東総道路として整備。松尾横芝ICから横芝光ICまでの1期約6・1qが06年3月に完成し、供用を開始した。k_times_comをフォローしましょう
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