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北陸工業新聞社
2017/10/07

【福井】大ホール、2000席程度で/福井市文化会館策定委候補地は東公園/小ホール設置も

 第6回福井市文化会館整備基本構想・基本計画策定委員会(委員長=山崎茂雄福井県立大学教授)が6日開催され、協議の結果、委員会としての建設候補地や施設構成が固まった。
 候補地は、要件を満たす民有地が見つからなかったため、改めて前回提示の市有地3案で議論した結果、豊島2丁目の東公園(敷地面積3万1008平方メートル)に決定。
 次に施設構成は、まず大ホールは固定式で2000席程度と結論。さらに、学生や文化団体の発表の場を考えれば、小ホールも必要ということで意見がまとまり、議論を重ねた結果、席数は可動式で500〜600席程度が基本とした。
 このほか、▽リハーサル室=1室(290平方メートル)▽練習室=7室(80平方メートル1室、40平方メートル2室、30平方メートル4室)▽生け花など水を必要とする文化芸術活動にも利用できるアトリエ=3室(100平方メートル1室、30平方メートル2室)▽会議室=5室(160平方メートル1室、80平方メートル、30平方メートル各2室)▽共用部等(情報コーナー、交流スペース・カフェ等、ロビー・ギャラリー)=機能面積の35%程度(トイレ、通路、階段等含む)―との想定にも異論は出ず、1つの部屋を多目的に使う「重ね使い」など、利用者の利便性向上へさらなる工夫を求めることを決めた。

hokuriku