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北陸工業新聞社
2017/10/11

【新潟】受発注者が建設業PRへ/管内初、若手と女性で意見交換/整備局信濃川下流

 北陸地方整備局信濃川下流河川事務所は10日、局管内では初となる受注者・発注者の若手・女性意見交換会を開き、建設業のPRについてグループ討議した。
 現場や地域に対する貢献活動を目的に、関屋出張所管内の工事受注者の若手・女性技術者で構成する「関屋モリ上げ隊」の10人と、同事務所の若手・女性職員7人が参加。会を企画した同出張所の金子靖雪所長が「なかなか話し合う機会もないので、お互い考えていることを議論してほしい」とあいさつし、関屋モリ上げ隊の加無木美久隊長(廣瀬)が「受発注者双方の観点から、自由に意見交換していきたい」と意気込みを語った。
 参加者は3班に分かれ、事前アンケートの結果を参考に、▽建設業に従事して感じていること▽建設業の担い手を確保するために必要に思うこと▽担い手の確保、維持のために実際に行っている独自の取組み−について議論した。グループ発表では、「働きやすい環境をつくってほしい」、「重機などの操作が今は分かりやすいことを見せる」、「SNSやテレビの活用」などの意見のほか、小学校への出前講座や1日職場体験の取組みなどが紹介された。最後に、内藤和久副所長が「普段から意見を言い合える関係を構築し、問題点、改善点を挙げていってほしい」と語った。

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