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建通新聞社
2017/10/17

【大阪】近畿地整 公告時に落札決定予定日明記へ

国土交通省近畿地方整備局は、工事の入札公告時に「落札決定予定日」を入札説明書に明記することを明らかにした。対象は所管する全工事(本官、分任官問わず)。11月1日以降の公告案件から適用していく考えだ。
 落札決定予定日は事前に明記することで、落札決定後に必要になる資材の準備や別の入札参加へのスムーズな移行(入札参加における配置予定技術者の拘束期間を想定しやすくする)など、受注者の入札に絡む各種スケジュールを立てやすくすることが目的。
 担当課によると、入札説明書の中に、「本工事の落札決定予定日は別表参照」と書き込み、入札手続き日程が記された別表の中に、落札決定予定日として「平成●●年●●月●●日」のフォームで明記する。
 また、ただし書きとして、「当局の都合により落札決定予定日が変更となる場合は、電子入札システムにおいて通知する」とも記し対応する。このため、入札参加者は落札決定情報を適時に入手でき、配置予定技術者を無駄に拘束しておく期間がなくなるといえる。