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日本工業経済新聞社(山梨)
2017/10/20

【山梨】水路2453m長寿命化/楯無堰

 県農政部は、県営かんがい排水事業の楯無堰(北杜市、韮崎市、甲斐市)の老朽化対策を県の公共事業評価委員会(12日)に説明し、新規事業化が妥当と承認された。老朽化している水路L2453m(開水路970m、トンネル1483m)の長寿命化対策を計画し、2018年度の事業着手を予定している。
 楯無堰は、塩川の北杜市明野町を取水地点とし、韮崎市保坂町から甲斐市龍地付近の水田まで農業用水を供給している。
 施設は1954年(昭和31年)から63年(38年)に県営かんがい排水事業により整備されたが、整備から54年が経過し、各所で老朽化が進んでいる。中でもトンネルや水路橋などの老朽化が著しく、コンクリートの洗掘や目地のズレ、漏水などが見られる。
 そのため、施設の機能診断や調査を早急に行い、施設の長寿命化を図り安定した用水ができるよう対処することを計画した。
 水路全体9114mのうち、2453mが対象。内訳は、開水路970m(1カ所)、トンネル1483m(4カ所=180m、400m、310m、593m)。トンネル標準断面は幅15m、高さ1・25m。
 事業着手年度は18年度、完成見込みは24年度。総事業費は約12億3000万円(国費6億1500万円、県費3億800万円、市費3億700万円)。
 事業計画については、関係市および改良区と協議し、特に老朽化が著しい主要施設を整備対象とした。近年は小雨や渇水などにより被害が発生し、農業用水の安定供給のため早期着工の要望があり、整備事業を計画した。
 年度別の事業計画と予算は次のとおり。
 ◆18年度=測量・調査・設計(3000万円)◆19年度=測量・調査・設計(4000万円)◆20年度=水路工(3億円)◆21年度=水路工(2億6000万円)◆22年度水路工(2億5000万円)◆23年度=水路工(1億8000万円)◆24年度=水路工(1億7000万円)