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建通新聞社(静岡)
2017/10/23

【静岡】静岡県小山町 上野工業団地の事業協力者を募集

 小山町は、上野工業団地の造成と分譲を担当する事業協力者を簡易型プロポーザル方式で募集する。「内陸のフロンティアを拓く取り組み」の三来拠点事業の一つであるロジスティックターミナルエリアに、48fの工業団地を造成するもの。募集要項を10月31日まで公表しており、31日午前11時から企画提案募集要項などの説明会を開く。参加表明書や質問は11月1日から8日まで受け付ける。
 基本協定の締結を12月上旬、測量・設計などを2017年度から18年8月まで、実施計画の策定を18年度に行う。開発許可の手続きや用地買収・補償を18年度までに進め、19年度に造成工事に着手する。土地の引き渡し開始は21年度を見込む。
 建設地は上野字下ノ原1146ノ1他。町が事業主体となる。完成目標は20年度。建設地は国道246号に隣接しており、20年度供用開始予定の新東名高速道路(仮称)小山パーキングエリアスマートインターチェンジから約5`というアクセス性の良さが売りとなる。
 造成する施設は、工場区画(工業団地内の区画)と都市計画法に規定される道路・公園・調整池、森林法に規定される森林、開発行為の同意に必要な上水道管・汚水排水管など。
 今後の流れとして、町が提案の内容を審査し、事業協力予定者を選定し事業実施に関わる基本協定を締結する。町は、事業協力者の企画提案を基に測量・設計を行い、実施計画を策定する。さらに、基本協定と実施計画を基に町と事業協力者が造成請負契約を締結する。これを基に事業協力者は道路・緑地・調整池、工場区画などの造成を行う。事業用地内の区画道路は、事業協力者が造成した後、町に管理を移管する。その他の通路や緑地などは、事業協力者の企画提案により、事業協力者または町が主体となって管理する。事業用地内の土地の買収・補償は町が行う。分譲価格は、町と事業協力者との協議で決定する。町は事業協力者に対して、造成請負代金に換えて、代金に相当する分譲区画で弁済する。
 問い合わせ先は経済建設部未来拠点課未来拠点班 電話0550(76)6129。


提供:建通新聞社
(2017/10/23)

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