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　上越市は、第７期介護保険事業計画（１８−２０年度）の施設整備案を公表した。期間中に小規模多機能型居宅介護事業所２施設と認知症グループホーム１施設を新設するほか、既存ショートステイの特別養護老人ホームへの転換２６床を計画している。
　小規模多機能型居宅介護は市内全域で２事業所を公募し整備。公募に当たっては、未整備の日常生活圏域である城北、潮陵、安塚、浦川原、大島、牧、吉川、板倉、清里に配慮するとしている。また、認知症グループホームも市内全域を対象に１事業所を整備するが、同様に未整備の潮陵、大島、牧の優先順位を上げる方針だ。
　広域型および小規模特別養護老人ホームの新規創設は行わず、高齢者が住み慣れた地域で日常生活を送ることができるよう地域密着型サービスの充実を図る。第６期計画策定時に整備できなかったショートステイからの転換希望に対応するため２６床の枠を設ける予定。なお、調査で転換希望がなかったことから介護医療院の新設は行わない。