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北陸工業新聞社
2017/10/21

【石川】9月補正で3件追加/大谷狼煙飯田線寺家BP整備/県道路建設課

 石川県土木部道路建設課は、主要地方道大谷狼煙飯田線「寺家バイパス」の整備で、今年度9月補正予算に計上した道路建設費の一部を充て、仮設道路工や法面工を推進していく。
 大谷狼煙飯田線(奥能登絶景海道)は珠洲市馬緤町〜飯田町に至る延長32・7キロメートルで、能登半島先端の沿岸部を周遊する幹線道路。うち、同市三崎町寺家地内は急カーブや急勾配が連続し、人家連担部は道路幅が狭く、観光バスなど大型車とのすれ違いが困難なため、現道山側でバイパスを新設する。事業延長は2060メートル、幅員6・0(8・5)メートルとしている。
 県では2014(平成26)年度に事業着手。全ての用地取得が完了したことを受け、今月8日には谷本知事らが出席して起工式を執り行った。
 今年度内に発注予定の追加3案件は次のとおり(工事名、入札方式、工期、工事概要、入札時期の順)。
【追加】
※主要地方道大谷狼煙飯田線地方道改築工事
◇(改良3工区) 指名競争 150日 仮設道路工100メートル 第4四半期
◇(改良4工区) 指名競争 150日 仮設道路工200メートル 第4四半期
◇(法面工) 指名競争 60日 法面工80メートル 第3四半期

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