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建通新聞社
2017/10/24

【大阪】府 モノレール構造物基本設計プロポを公告

大阪府八尾土木事務所は、大阪モノレール南伸事業で、駅舎構造や計画位置などを決める、大阪モノレール構造物基本設計その3の公募型プロポーザルを公告した。参加表明書などは11月2日と6日の2日間受け付け、1次選定結果を9日に通知。1次選定業者は11月29日に提案書を提出し、12月27日に最優秀提案者を決める。
 今回の基本設計は、駅舎の具体化に向けて概要などをまとめるもので、駅舎柱位置の検討、開放型など駅舎上屋形式を比較検討、施工工法の検討、施設計画、耐震および駅舎構造計画、設備計画、施工計画、概算工事費などが業務の内容。
 提案者には、周辺交通規制に配慮した基礎施工工法の検討、建築に配慮した柱・梁などのスリム化、既存駅舎に配慮した意匠設計、土木構造物と一貫した上屋形式の構造検討などについて提案を求める。
 主な参加資格は、測量・建設コンサルタントの資格を有する単独企業で、業務実績は問わない。委託料の上限は1億7181万2880円としている。納期は2019年2月28日。
 当初計画では、事業区間が門真市の門真市駅から近鉄奈良線との交差部、東大阪市瓜生堂付近までの約9`。区間内には門真南駅、鴻池新田駅、荒本駅、瓜生堂駅の4駅を設ける。駅舎の構造は門真南と瓜生堂駅が鋼構造、鴻池新田と荒本駅がRC構造を予定している。
 18年度に都市計画決定し軌道法特許を取得、19年度は事業認可と工事施行認可を取得する予定。開業目標は29年度。